【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲
18世紀の誕生以来、ヨーロッパを中心に世界中で愛されているアコーディオン。
中国の笙をルーツに持つこの楽器は、耳にするだけで石畳が続くヨーロッパの街並みが思い浮かぶようなおしゃれで華やかな音色で、長きにわたって多くの人々の心を魅了し続けています。
今回は、そんなアコーディオンをメインに使用している作品や、アコーディオンの音色と相性の良い楽曲を集めました。
いずれも、アコーディオンの魅力を堪能できる作品ばかりですので、ぜひ最後までお楽しみください!
もくじ
- 【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲
- ラ・クンパルシータGerardo Matos Rodríguez
- カッシーワのテーマ(ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド より)岩田恭明
- スタイルミュゼットAndré Verchurenn
- ベサメムーチョConsuelo Velázquez
- 二人でお茶をVincent Youmans
- 情熱大陸葉加瀬太郎
- カチューシャMatvey Blanter
- 可愛い花Sidney Bechet
- Scabroso
- パリの空の下Hubert Giraud
- ドラゴンクエスト ほこらすぎやまこういち
- ジャズ・アコーディオンRichard Galliano
- 旅の夜風(映画『愛染かつら』主題歌)霧島昇/ミス・コロムビア
- I WishStevie Wonder
- リベルタンゴAstor Piazzolla
- ラスト・ワルツBarry Mason/Les Reed
- 風の詩小松亮太
- チャルダッシュVittorio Monti
- アディオス・ノニーノAstor Piazzolla
- 人生のメリーゴーランド久石譲
- ラ・ヴィ・アン・ローズÉdith Piaf
- ラ・メールCharles Trenet
- オー・シャンゼリゼMichael Wilshaw
- 枯葉Joseph Kosma
- ムーン・リバーHenry Mancini
- ランバダKaoma
- ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin
- オブリビオンAstor Piazzolla
- 黒い瞳ロシア民謡
- 目覚め小松亮太
- セシボンHenri Betti
- エスクアロAstor Piazzolla
【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲
ラ・クンパルシータGerardo Matos Rodríguez
ウルグアイの作曲家兼ピアニスト、ヘラルド・マトス・ロドリゲスによって1916年に作曲された『ラ・クンパルシータ』は、彼の代表作であり、言わずと知れたタンゴの名曲。
作曲者の母国ウルグアイでは「第2の国歌」「タンゴの国歌」などと呼ばれ親しまれているほか、アルゼンチン・タンゴの代表曲としてアルゼンチン人の間でも「自国の歌」と愛されているのだそうです。
タンゴ特有のリズムと、情熱的な雰囲気と妖艶さを兼ね備えたアコーディオンの音色は、これ以上ないほど相性が良く、アコーディオンの名曲として多くん支持を得ています。
カッシーワのテーマ(ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド より)岩田恭明
アコーディオンの音色が印象的な、人気ゲーム『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のBGM『カッシーワのテーマ』。
この曲は、ゲームに登場するアコーディオン奏者、カッシーワのテーマソングですが、ヨーロッパの街並みを連想させるようなおしゃれさと、冒険心を刺激するワクワク感にあふれた作品です。
プレイヤーの心をつかむ印象的なメロディは、多くのアコーディオン奏者から支持されており、海外のアーティストたちからも愛されています。
スタイルミュゼットAndré Verchurenn
アコーディオン奏者の間ではスタンダードな楽曲の一つとされている『スタイルミュゼット』は、アコーディオンの魅力を余すことなく味わえる1曲です。
鬱々とした雰囲気の中に優雅さも感じられるワルツは、聴く者をヨーロッパの街へと誘います。
懐かしさも感じられますが、日本人にとっては古き良き時代を思い起こさせるというよりは、異国の地への憧れを抱かせるような音楽に聴こえるのではないでしょうか。
ベサメムーチョConsuelo Velázquez
メキシコの女性作曲家コンスエロ・ベラスケスさんが、弱冠17歳で作曲した『ベサメムーチョ』。
恋への甘美な憧れを表すこの妖艶なメロディを聴いて、誰が17歳の少女が生み出した作品と思うでしょうか?
この曲は、最も多くカバーされたスペイン語の楽曲といわれ、世界中でさまざまな言語に訳され歌い継がれています。
おしゃれさと情熱的な雰囲気が同居するこの曲は、アコーディオンのための音楽と錯覚してしまいそうなほど、哀愁ただよう音色と相性抜群の作品です。
二人でお茶をVincent Youmans
1924年に作曲され、今ではジャズのスタンダードナンバーとして世界中で親しまれている『二人でお茶を』。
アコーディオンの特徴である豊かで心地よい響きを楽しめる1曲です。
気軽に口ずさめる軽快なメロディを耳にすれば、まるでヨーロッパのおしゃれな街並みをスキップしながらめぐっているような気分に!
多くのアコーディオン奏者が、ジャズならではの即興アレンジを加えて演奏していますので、お好みの演奏を探してみるのも楽しいかもしれませんね。
情熱大陸葉加瀬太郎
葉加瀬太郎さんの『情熱大陸』は、アコーディオンの特徴を活かした印象深い楽曲です。
番組プロデューサーの要望で急ピッチで書かれたこの曲は、バンドネオンとのコンビネーションで、タンゴの魅力を現代に伝える新たな旋律を生み出しました。
アコーディオンの音色が猛烈な情熱をイメージさせる一方、バイオリンの繊細なメロディは聴き手の心を優しく包み込む。
聴くたびに新たな発見があり、何度耳にしても色褪せない魅力があります。
葉加瀬太郎さんの才能がふんだんにちりばめられた、忘れがたい名曲です。